一昔前までは、葬儀といえば町内会長さんなどが葬儀委員長を務めるのが一般的でした。
しかし、最近では各家族化が進み近所付き合いも希薄になってきているせいか、必ずしも葬儀委員長をお願いするという考えはなくなってきています。
小さな葬儀(家族葬や直葬)ではほぼ皆無
特に、親族と限られた方のみで執り行なう家族葬では葬儀委員長をお願いするケースはほぼ皆無と言っていいでしょう。
最近では直葬や一日葬といった、お通夜・お葬式という流れの葬儀もありますが、
基本的には一般の来賓(参列者)を招かない葬儀は、葬儀委員長は立てません。
一般の葬儀でも葬儀委員長を立てるのは減っています。
一般の参列者を招く、一般的な葬儀でも葬儀委員長を立てるケースが少なくなっています。
どちらかというと、大都市であるほど葬儀委員長を立てずに葬儀を執り行われる場合が増えている傾向にあると思います。
その地域や町内で葬儀委員長を立てることが通例でない限り、その辺はあまりこだわる必要はないかと思われます。
葬儀担当者に聞くのが1番
不安な場合は、葬儀を依頼した際に葬儀担当者に直接相談して見ると良いかと思いますし、長年、お住まいの地域でしたら町内会に伺いを立ててみるなどしてみては如何でしょう。
その際に、お礼は必要かなど率直に聞いてみると良いかと思います。
お寺さんへのお布施もそうですが、
「こういうことは不慣れなもので、おいくら包んだら良いでしょう。」
と、聞いたほうが後々精神的にも良いかと思われます。
葬儀委員長の派遣会社もある
余談ですが…
人材派遣会社に葬儀委員長をお願いするケースもあります。
葬儀関連の派遣会社もあるので。
この場合も喪主さんや家族の意向で葬儀社が依頼するものですので、個人で手配などの手間は一切必要ありません。
※地域によってはそういった派遣会社がない場合もあります。
分からない部分は葬儀社の担当者に聞くのが1番かと思います。
さいごに。相談できる葬儀社選びがやはり大事。
いかがでしたか。
田舎に行くほどしきたりや風習が根強いですし、葬儀はご近所づきあいを円滑に保つうえでデリケートな話です。
「葬儀委員長は立てるべきか」「お礼はいくら?」「お布施はどれくらい?」と戸惑うことも多いと思います。
葬儀になるとそういった聞きにくいことも、葬儀社のスタッフに広くアドバイスやサポートを受けることになると考えたとき、信頼できる葬儀社を事前に見つけておくことは大切だと思います。
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