香炉に線香を立てるとき、
「このまま立てていいの?」
「折って寝かせる?」
「1本でいいの?」
と、疑問に感じたことありませんか?
自分の宗派はわかっていても、友人や知人のお宅でお線香をあげるときって宗派がわからないですよね。
仏壇に線香をあげる際の仕来りは、宗派によって立てる。寝かせる。の違いがあります。
日本の仏教は13宗派56派あり、日本各地の地域によってどの宗派が多いかは多少の偏りがありますが、「線香を寝かせるか立てるか問題。」の覚え方は実は簡単です。
こちらでは、
仏壇に線香をあげるとき、
- 線香を立てるのか
- 折って寝かせるのか
- 1度に何本焚くのが良いのか
手短にご紹介します。
目次
線香を香炉に立てるのと、折って香炉に寝かせるの違い
基本的にお線香は香炉に1本立てます。
線香を寝かせる宗派は、浄土真宗(西・東)です。
- お西(西本願寺派)
- お東(東本願寺派)
といわれることもあります。
浄土真宗は西と東に分かれていますので、
例えば
関西や九州・四国など西側ではお西が多く、関東から北海道ではお東が多いです。
線香を折って火を灯し丸い香炉に収まるように寝かせます。
香炉に収まれば2つに折っても3つ折っても構いません。
創価学会では横長の香炉に寝かせる
出典:金剛堂
創価学会は香炉が横長で、折らずに1本そのまま寝かせます。
お坊さんが、お線香を3本立てていたけど…
因みに、
お坊さんはお経をあげるときに
3本立てる場合もあります。
これは宗派によっての違いなら説明は簡単なのですが、
同じ宗派でもお寺によって1本だったり3本だったり違います。
一般の私たちが仏壇やお墓に線香をあげる際は、
1本で良いです。
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まとめ
浄土真宗の西と東の場合のみ、
丸い香炉に線香を折って寝かせます。
創価学会は香炉が横長なので、香炉を見たら横に寝かせることが分かるでしょう。
お線香を立てるか、寝かせるか問題を簡単にまとめてご紹介しました。
他にも葬儀や弔問の際のマナーや決まり事など、
ご紹介していますので、よろしければ下記の関連記事やカテゴリからご覧になってみて下さい。
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